妊活時間の過ごし方

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妊活中をいかに過ごすか?を模索する日々のブログ

【働き方】退職後の自分をドラクエに例えてみた

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退職後、訪れたモヤモヤ気分。

今思うと、「今の自分は一体ナニモノなのか」という事にモヤモヤしていたのかも。

 

そんな気分を、ドラクエに例え、解消していた時期があります(暇か)。

 

 誰の役に立つかは分かりませんが、その時の考えを書いてみたいと思います。

 

ドラクエ興味ない人、スミマセン。

あと、Ⅱ〜Ⅴ世代なので情報古いかも(年がばれるぜ)

 

妊活というよりも、退職後の気分についての話なので、興味のない方は読み飛ばして頂けると幸いです。 

 

1、退職後、一番言われる言葉

退職すると、ある事を聞かれる事が激増。

 

「毎日何してんの?」

 

何回聞かれた事か…。働いている人からも、ママからも。

 

おはよう、とか、最近どう?的なご機嫌伺いがほとんどだと思いますが、

 

「毎日(仕事もしないで)何してんの?」

「毎日(育児するでもないのに)何してんの?」

 

って聞こえる事がありました。

働いている人からは、上の言葉。

育児をしている人からは、下の言葉。

 

今となっては被害妄想だなぁ、と思いますが、退職直後は「今〇〇してるよ!」ってハッキリキッパリ言えない自分に、凄くモヤモヤしていました。

 

「妊活してるよ!」

 

って言えばいいんですが、そこから根掘り葉掘り聞かれて嫌な思いをした事もあるので、私はあまり公表しておらず。

 

働く女子でもママでもない今の自分。一体、この状況をどう捉えればいいものか。

 

2、ドラクエⅣを自分の身にあてはめてみた

 

 そこで行き着いたのが、ドラクエ(何故)

 

 

ドラクエⅣって、ドラクエの中でも結構特殊ですよね。5章構成オムニバス形式で、章が変わると主人公もステータスもガラッと変わる。

 

必死に貯めたゴールドもアイテムもなくなり、レベル1からやり直し。

 

これを5回も繰り返すって、子供心に衝撃でした。

 

特に衝撃的だったのが、可愛いおてんば姫とイケメン僧侶とじいやの賑やか珍道中から、突然腹の出たおっさんが武器屋でずっと留守番をする話から始まる、2章から3章の切り替わり。

 

えっ、全然村から出ないんだけど。

 

武器を売ったり買い取ったりばかりで、いつ冒険始まんの?

 

なんで村のじいさんの背中を押すという謎のジョブがあるんだろう。

 

そしてこのポヨポヨしたBGMはなんじゃい。冒険感皆無。

 

 

3章って、すっごくトリッキーな章です。 他の章が、冒険に出る目的がはっきりしていたのに比べて、3章はいつ冒険に出たのか、思い出せない。章全体を通して、盛大なおつかいをしている感じ。

 

用心棒を雇ったり、店を構えたり、トラップだらけのインディージョーンズ風ダンジョンに出向いたり。

 

隣国の姫と王子の仲を取り持つなんて、仲人的な事もやってたような…。

 

なんか、キツネかタヌキに化かされるという謎の出来事もあったような…。

 

ブライもクリフトもいない。

ボス的な存在がいない。

魔物退治なんて目的じゃない。

 

…なんか、今の自分も、章が変わったって事なんじゃないだろうか。

おてんば姫の冒険から、武器屋トルネコの章に。

(戦闘以外で偉業を成し遂げているトルネコになぞらえるのもおこがましいけど。トンネル開通したり船の持ち主になったり、結構凄い)

 

目的自体が変わり、活動する範囲も共に活動する仲間も変わる。自分にとって退職&不妊治療を中心とした生活にシフトする、という事は、そういう事なんだと思いました。

 

冒険を夢見るアリーナや、魔物に狙われる幼い勇者を探し、守るという使命を胸に抱くライアン。親の仇を打つマーニャとミネア。その物語と、トルネコの物語を比べるなんて、意味のない事。

 

「今、〇〇してるよ!」ってハッキリ言えない自分にモヤモヤしていたのは、今までの物語をひきずっていたからかもしれない。周りの物語と自分の物語を比べていたからかもしれない。世の中で謳われる物語に無理やり自分を押し込めようとしていたのかもしれない。

 

 3、キャリアアップとフィールドチェンジ

 よく、「キャリアアップ」「ステージアップ」という言葉を目にします。その対義語は「キャリアダウン」「ステージダウン」なんでしょうか。でも、人生にアップとダウンしかない、なんて事ある?そんなに人生って単純なんだろうか?

 

多分、今の自分を「ダウン」に当てはめる事に抵抗があったんだと思います。そんな時、ドラクエⅣの3章への切り替わりに思いを馳せるようになりました。

 

また、ドラクエで言うと、塔を登る事と、フィールドを散策する事にも例えられる気がします。

 

塔を登れば登るほど、高い所から広く見渡す事ができます。目的のボスと戦う事もあるでしょう。高いレベルが必要になりますし、経験値も積めて、レアアイテムをゲットできたりします。

 

でも、フィールドを散策していて、見える景色もあるはず。表情の異なる昼と夜の村の景色、隣町の店の品ぞろえ、村人達のキッチュなセリフ…。

 

遠くまで眺められる望遠レンズと、近くをよく見る事ができる虫眼鏡との違い、とでもいいましょうか。例えが合っているかわかりませんが。

 

4、使う呪文が変わる事

もう一つ、ドラクエに当てはめて考えていた事は、呪文について。

 

社会人になると、「スキル」「強み」という言葉をよく聞くようになります。なんとなく、この「スキル」とか「強み」って、ドラクエでいうと「呪文」に当たるのかなぁと思います。

 

退職後、この「呪文」も使うものが変わりました。

 

社会人は、メラゾーマルカニなど、攻撃力の高い呪文や相手から力を奪う呪文が多いイメージ。攻撃や奪うっていうと語弊がありますが、現状突破力というか…。

 

専門知識、価格交渉、説得力のあるプレゼン、難易度の高い折衝など。

 

私自身はそんなバリバリの攻撃力は持ち合わせていませんでしたが、できる同僚なんかは、本当に高レベルな攻撃呪文を唱えるな~…と思っていました。

 

退職後、必要な呪文は補助呪文や回復呪文にシフト。

 

ホイミスクルトフバーハバイキルトとか、そのあたり。

 

体力回復したり、ダメージから身を守ったり、味方の力を増強させたり。

 

退職後、自分はどんな力を持つんだろうか?とモヤモヤし、セミナーに行ってみたり資格を取ってみたり右往左往していた事もありました。

 

でも今は、家事や料理を通して家族の心身の健康をバックアップする事、自分自身の心身を健康にする事が自分にとって一番必要な力なんだ、と思うように。

 

ならば、最強のバイキルトの使い手になってやるぜ…(謎の闘志) 

5、ドラクエⅣのブライ

 

そう思った時に、真っ先に思いついたのがドラクエⅣのブライ。アリーナ姫のお目付け役、口うるさいじいや。結構好きです。

 

ヒャド系という攻撃呪文の中でもいぶし銀な呪文の使い手。2章中盤ではヒャダルコが大活躍。バイキルトの唯一の使い手(FC版)

 

なんか、巧(たくみ)って感じです。

デスピサロ戦になると、満を持して馬車から飛び出し戦わせてました。まぁ、大体いてつく波動バイキルトもすぐ解かれるんですが、

 

「今こそ人生最大の見せ場だ、ブライ~~!!」

 

と老体にムチを打たせていた私。

 

ゲーム上ではトルネコに並ぶ馬車&ガーデンブルグ人質要員でしたが、冒険全般を通しては二人とも頼りになる存在だったと信じたい。

 

人生経験豊富なブライ爺の金言とか…

プロならではの秀逸な収支管理をするトルネコの生活面の活躍とか…

 

そんなサイドストーリーも見たかったなぁ…(何の話だ)

 

6、モヤモヤ気分には投影がおススメ

なんだかまとまりがなくなってきたのですが…

 

モヤモヤ気分の解消には、創作物への投影が結構役立つなぁ、と思いました。

 

ゲームや漫画、ドラマや映画。

 

私もドラクエに自分の気分を投影してみて、色々腑に落ちた気がします。今の自分は何なのか、何をするべきなのか。

 

多分、妊活や退職に限らず、色んなライフステージの変化に伴い「モヤモヤ」はつきものなんでしょう。上手に付き合っていきたいもんです。