【お金のかからない趣味】ぐるっとパス使ってみた④浜離宮恩寵公園、パナソニック汐留美術館
秋もすっかり深まってきましたね。程よく涼しく、絶好の散策日和。今回も行ってきました、ぐるっとパスで巡る美術館。
前期間はやたら巡って疲れちゃったので、今回は行きたい所を事前にパンフレットでチェック。かつ、一日一エリアと決める事に。
今回は、新橋パナソニック美術館のこれが目的!
…しかし、新橋へ向かうも、間違って浜松町で降りるという凡ミスを早速かます私。幸先がいいぜ…。
気を取り直し、新橋を目指そうとしたんですが…
「ん?浜松町ってなんかあったよな…」
浜離宮恩寵公園も、実はぐるっとパスで入場料無料で入れる場所。折角だから行ってみよう!
張り切って向かう。うーん、さすが離宮、趣深い面構え…
受付のおじさんにチケット差し出すと、キョトンとされる。ぐるっとパスらー(何それ)の私、「ん?これ、知らんの?おじちゃん」とドヤ顔。
「ここ、芝離宮だよ」
!!なんと!!
確かに芝離宮!浜離宮じゃない!紛らわしい名前つけんなよー!!(間違える方が悪い)
気を取り直し浜離宮へ向かう私…
なかなか入り口に辿り着かないんだぜ…ワイルドだぜ…(違う)
あっ、遠くに見えるの東京湾?
ようやく到着…入場料無料といっても300円だけど。
高層ビルに囲まれる公園。どこなんだ、ここは。
何故か着物着た人多数…外国人観光客だけでなく、日本の、いかにも「和服着なれてます」って人もちらほら。なにごと?
松がある公園っていぶし銀…
スコーンと見晴らしのいい場所も。なんかマンハッタンってこんな感じかなぁ(適当)
東京湾や川に囲まれ、池や鴨場を有する公園らしい。池が広いから、景色が開けるところがたくさんあって気持ちいい。
色んなところで見た、茶席の看板。そういうイベントなのね。
誰もが楽しめる茶会って、素敵なコンセプト。確かにちょっと敷居高い雰囲気あるけど、公園みたいなオープンスペースだと参加しやすい雰囲気ある。
緑色の屋根のあるところで茶席が開かれていて、着物を着た雅な方々が中に入って行った。茶席…参加してみたいけど、作法知らないしなぁ。足痺れるしなぁ。
しかし、池に浮かぶ御茶屋ってなんとも雅。陸とつなぐ橋の景色もなかなかみもの。源氏物語「あさきゆめみし」の世界みたいだなぁ…。
盆栽たち大名行列コーナー(違う)
秋の雰囲気満載な盆栽(ラップ調)
これとか部屋に飾りたい…。床の間に…(そんなものない)。なんか元気いっぱいで素敵。
こういう盆栽王道な感じも格好いい。
でも、こういう渋いのも痺れる憧れる。
野点とやらに参加する人々。屋外でお茶会なんて風流。
なんか、漫画「へうげもの」でも屋外でのお茶会の事が描かれてたなぁ。
安土桃山時代、焼き物などの茶道具や装飾的な着物や鎧兜など、文化に造詣の深かった武将・古田織部が主人公の漫画。茶道具が戦を収める交渉道具に使われたり、千利休が設ける茶席で政治的な密会が行われていたり…フィクション部分も多いんでしょうが、安土桃山時代において文化は武将のたしなみであり、権威の象徴であり、政争道具だった事が窺い知れて面白い。
香る金木犀…秋ですなぁ。しかし、デカい。
その他、フォトスポットや、着物体験コーナーも。着物体験コーナーは、観光地的なものじゃなく、結構きちんとした上品な着物。外国の方を中心に、着付けを待つ人々たくさんいた。こういう和風庭園に着物体験なんて、とっても良い。
おそらく、普段からお茶やお花を嗜んでいるであろう、はんなりとした着物女性たちをたくさん見られて楽しかった。着物の柄も色もたくさんあって素敵だった。
「あさきゆめみし」を書いた大和和紀の「イシュタルの娘」のシーンを思い出す。これも安土桃山時代が舞台で、書道や着物、歌舞伎など文化面にフィーチャーしてて面白い。秀吉の屋外で行われる大茶会に参加する女性達の着物を、主人公が見立てるシーン。着物って、本当に色んな種類あって奥が深い…。
イシュタルの娘~小野於通伝~(1) (BE LOVE KC)
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はっ
気付いたら弁当買ってた…(800円)
くそぅ、完全に空気に飲まれた。お金のかからない趣味のはずが…。
むしゃむしゃ。ミートボール久々!美味い!
思いがけずの秋の公園、十分に堪能。
お金のかからない趣味として、公園巡りも有りかも?
今度はおべんと作って持ってくぞーー。
ラウル・デュフィという人の油彩やテキスタイルをみてきました。
南仏の海を思わせる鮮やかなブルーの絵、音楽を奏でる空気そのものを絵にしたようなオーケストラやバイオリンの絵、そして卓越したデザイン力を活かしたテキスタイルや服の数々。
蚕をモチーフにしたテキスタイルデザインにびびりつつ…(想定外の虫感。写真で見せられないのが悔しい…)
デュフィのDの字もよく見るとテキスタイルデザインが!かんわゆい。
小さな展示でしたが、面白かった。プロジェクターで床に映し出される花模様とかも、猛烈に可愛かった。
唯一のフォトスポットが乙女度高くて度肝抜かれつつ。
計画通りではなかったものの、なかなか満足な1日。
しかし、汐留エリアって格好いいな…こんなとこで働いてみたい…。