妊活時間の過ごし方

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妊活中をいかに過ごすか?を模索する日々のブログ

【体外受精】ドキドキの初採卵…痛いの?静脈麻酔って、どうなの?

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こんにちは、さとこです。

 

不妊治療を始める前まで、色々不安を抱いていた私。

不安の内訳は人によってそれぞれだと思いますが、私の場合は…

 

不妊治療 不安ベスト3≫

1位 痛い

2位 お金

3位 時間

 

そして、色んなブログを読んでみて、不安に感じた痛みは…

 

不妊治療 不安に感じた痛みベスト3≫

1位 採卵

2位 検査

3位 注射

 

とにかく、「採卵」は痛い、という点が強調されていました。

私の場合、どうだったのか…初採卵の時の経験をもとに、お伝えします。

 

 

1.採卵時の痛みに対する処置

色んな病院のサイトや妊活ブログを読んでみると、

採卵時の痛みに対する処置は病院によって全然違うようです。

ざっくりまとめてみると

 

  • 無麻酔か、麻酔ありか
  • 麻酔ありの場合、種類は(静脈麻酔、局所麻酔)
  • 無麻酔の場合、針の細さはどうか

 

私は病院選びの際、

採卵時の痛みに対する処置まで考慮しておらず。

いざ、ステップアップする事になり、体外受精のブログを読み漁り、

「げっ・・・むちゃくちゃ痛そうじゃん。私、大丈夫か???」

と不安になりました。

 

今になって、

体外受精の治療内容まで考えて病院選びすりゃ良かった」

と思います。

体外受精の治療方法が、これほど千差万別とは。

卵巣刺激の方法も、痛みに対する処置も。

 

麻酔についても、ブログを読んでいると所説あり、

 

「気づいたらベッドの上だった」

「幻想を見た」

「痛みは全くなかった」

「痛みがある時とない時がある」

「麻酔は打ったが、効いてないうちから採卵がはじまったのか、痛かった」

「とにかく激痛」

 

私の行っている病院は、一体どうなんだ。気になる。

 

2.私の行っている病院は、静脈麻酔。病院の説明は?

 体外受精するぞ!と決めて、慌てて病院のHPをチェック。

採卵当日の流れが書かれており、

麻酔についても説明がありました。

どうやら、静脈麻酔で採卵がされるようです。

 

「麻酔をしている間は記憶がないのでご安心ください」

「昼頃まで個室で休んで頂きます」

 

…良かった。

でも実際、静脈麻酔ってどんな感じなんだろう?

前述の、「麻酔が効いてないうちから始まる採卵」話を思い出し、一人恐怖する日々…。

 

 

3.来院間隔が小刻みに、そして採卵日は突然に。

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卵胞の発育具合を見て、ある程度の大きさまで育ってから採卵…となるので

採卵前の一週間は、エコーで見る為に2~3日に一回は病院へ通う日々。

私の場合、病院で打ってもらう注射もあったので「明日も来てください」という事もありました。

 

そして、採卵の日が決定したのは2日前。

採卵日は突然訪れます。

といっても、このくらいの日になりそうですよ~、と教えてくれていたので、心の準備はしやすかったです

 

4.初採卵は土砂降りデー

 

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私の初採卵は、土砂降りの早朝でした。

ただでさえユーウツな日に、威勢よく降ってくれたもんです。

 

6:30までに病院入りせねばならず、4:30起床、5:30発の電車へ。

ノーメイク、飲まず食わず、寝ぼけまなこのまま、病院へ向かいました。

 

朝イチの病院は、人っ子一人おらず静かでした。

こんな朝早くから準備をする病院の人達も大変だ…。

 

5.いざ、採卵!静脈麻酔、注入!

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採卵はオペ室で行われる為、通常診察をされるフロアとは別のフロアへ通されました。

大きな通路を挟んで個室が並んでおり、ちょっとしたビジネスホテルみたいです。

待合&安静用の部屋へ通されたら、びっくり!広い。

トイレも個室。テレビがある。ベッドが大きくて、ふわふわ。

一人暮らし時代の部屋より広いとは…。

 

病院の口コミで、「施設が綺麗で最新」とあったのですが、思った以上の充実した環境。不安がある中、少しでも快適に過ごしてほしいという病院の心遣いを感じられ、嬉しかったです。

 

下着は何も着けず、病院服的なものを着て、

ショーツにはナプキンを着けて、預ける為の袋にIN。

 

割とすぐ呼ばれて、オペ室へ。

部屋に入ると、いつもの内診室とまったく違う様相。

 

人数多い!

 

いつもカーテン越しに先生+1名くらいなのに、今日は4~5人いる。

内診室のように、仕切りのカーテンなんぞなく、ザ・手術室的な感じ。

手術台を囲むように、

右に人、左に人、そして足元にも人、人。

大勢の人が見守る中、

おずおずと手術台へとのぼるのでした…。

 

肩に注射を打たれ

心電図をつけられ

点滴の注射をうたれ

下半身まるだしの中、痛み止めの座薬を入れられ。

 いつも異物感に「おうっ」、てなります…

これが同時進行で凄まじいスピードで行われます。

まさにまな板の上の鯉そのもの。

 

「麻酔していきます」

という先生の声とともに、内診の時と同じように何かをシュコシュコ入れられている感じ。

「だんだん麻酔が効いてきますよ~。私に続いて数を数えてくださいね~」

 

い~~~ち

に~~~~い

さ~~~~~~~~…

 

 

 

次の瞬間、ベッドの上にいました。

びっくり!

 

ブログでよく見るのは本当だったんだ!と軽く感激しました。

時計を見たら、15分くらい記憶が飛んでいたようです。

そして、いつの間にかパンツを着けているという衝撃の事実。

下着を預けるってこういう事なのネ…

 変なパンツじゃなくて良かったヨ…

 

5.初採卵、その後

その後、採卵の所見説明を受けたところ、

今回取れた卵は4個。

 

ガーゼが中に詰まっているので、トイレの時気を付けて、と言われましたが、

何の違和感もないのでちょっとびっくり。

生理痛のようなシクシク感があるくらいです。

 

麻酔が切れるまで安静にしている必要があり、昼頃まで個室にいました。

確かに、頭がぼ~っと霧がかかっている感じです。

 

帰る前に、ガーゼを抜いて後処置をして終わりです。

着替えて下のフロアに行き、いつもの内診台でガーゼを取ってもらいます。

取る時、ズルルルッ、ズルルルッ、と何かを引っ張るような違和感。 

うぅ、気持ち悪い。

「ごめんねー。頑張ってねー」と先生。

そのあと、何かをシュコシュコ入れられている感じ。消毒か何かなのか。

後処置も、特に痛みはありませんでした。

 

そして、抗生剤と着床を促す為に鬼のように処方される薬。

…飲み忘れが心配…

 

お会計、約32万円。

カード、切れた。良かった…

ひと月生活できる金額が、一気に吹っ飛びました。

 

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帰りは豪華に寿司ランチ。14貫ペロリと食べました。

店員さんが、お店に入った途端に傘を預かってくれたり、

お茶をついでくれるタイミングが絶妙だったり、

美味しいゆずシャーベットが出てきたり、

なんか至れり尽くせりでした。人のやさしさにホッとする…。

 

身近な人の優しい言葉も嬉しいですが、

見ず知らずの人からの、思いがけない心くばりって

異常に心に染みますよね。

 

6.採卵の痛みについて、事前に調べるには

とにかく、前情報が恐怖すぎた採卵。

私が行っているクリニックが、たまたま静脈麻酔を行う所だったのが幸いし、

痛みもなく終了しました。

 

ただ、転院を考える事になった場合、

採卵時の痛みに対する情報もしっかり調べて、準備していきたいと思います。

 

なんとなくですが、病院のHPや事前説明等で

痛みに対する処置を丁寧に説明していたり、

HPに患者さんの不安を極力最小限にできるような情報が載っている場合、

採卵等の痛みに対する配慮も期待できるのかな…と思います。

 

病院によっては、

「痛みはもちろんあります」

とHPでキッパリハッキリ言いきっている所もあり。

なんとなく、弱音を吐くと叱られそうだ…

そういう所は、治療内容が魅力的だったり、

金銭的な負担が軽いという、他のメリットがあるのかもしれません。

 

しばらくは今のクリニックで頑張ってみようとは思いますが、

色々調べていきたいと思います。