妊活時間の過ごし方

妊活時間の過ごし方

妊活中をいかに過ごすか?を模索する日々のブログ

【働き方】妊活と仕事の両立~仕事を続けるか、辞めるか悩んだ事

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FineGraphicsさんによる写真ACからの写真

不妊治療をしていると、治療以外にも数々の壁が立ちはだかるもんだ、と感じます。

 

治療自体にも、あらゆる壁があります。痛みや不安、来院頻度やスケジュールの見えなさ、ゴールの見えなさ、専門用語の多さや仕組みの複雑さ…。

 

しかし、治療以外の生活部分でも、何かと考えさせられる事や、変化を余儀なくされる事が多いですよね。お金とか、仕事とか、人間関係とか。

 

特に、私が悩んだのが、仕事や働き方について。
(今も模索中・・・)

 

色々考えた末、私は正社員からパートタイムに働き方を変えました。辞めてみて、変えてみて、改めて分かった事も多くありました。辞める前に、調べておいた方が良かった事も。

 

妊活と仕事・妊活と働き方について模索してきた事を、私個人の体験を踏まえて、振り返ってみたいと思います。

 

1.女性の働く環境は整ってきた

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oldtakasuさんによる写真ACからの写真

出産・育児に関しては、ここ数年で働く環境が変わってきたなぁと感じます。以前働いていた会社でも、産休・育休制度、色んなパターンの時短勤務、男性の育休取得など、制度が整えられていきました。

結果として、復帰するママさん社員も概ね働きやすそう(もちろん!両立自体は超大変だと思いますが・・・!)。急な休みや勤務変更も、「大変だね」と周囲に快く受け入れられる事が多かった気がします。制度を利用する人が増え、周囲の理解も醸成されていった感じです。

また、会社にとっても、働く身にとっても、良い事が増えている気がします。出産・育児を経て、膨大かつ曖昧なタスクを管理する能力がアップしていたり、働く側にも、仕事が唯一「自分」に戻れる場所として機能していたり。

 

2.妊活と仕事にまつわる3つの選択肢

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RRiceさんによる写真ACからの写真

一方、不妊治療に関しては、まだまだ周囲の理解と支援制度が十分でない、と思う事が多々あります。妊活支援制度を導入している企業も一部あるようですが、少数派な印象。まだまだ個人の努力で頑張っている事が多い気がします。

私が勤めていた会社では、不妊治療中の女性社員は「仕事を続けながら妊活を頑張る」もしくは「数年間休職する」「退職の道を選ぶ」のいずれかを選択していました。

仕事を続けつつ不妊治療も頑張っていた仲の良い先輩は、通院の度に上司に勤務変更を依頼したり、治療とアポイントが重なり、取引先に日程変更の依頼をしたり。そして、リカバリの為に治療のない日は残業をしたり。仕事内容が変わらない中、個人で調整を頑張っている状況でした。

休職の道を選んでも、休職中は無給。副業も認められていないので、働く事もできず・・・という状況。(もちろん、休職制度があるだけ有難いとは思うのですが)働けるし、働く意欲もあるのに、受け皿がないという状態は、会社にとっても、本人たちにとっても、すごく勿体なく感じました。

「頑張って続ける」「休む」「やめる」
このシンプルすぎる選択肢!中間地点が欲しい!

3、私が選んだ道~退職~

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O.P.Cさんによる写真ACからの写真

私は結果として、退職をする道を選びました。他にも辞める理由はいくつかあったのですが、今いる会社では妊活+仕事の最適解を得られないと感じたのも、大きな理由の一つでした。

仕事量を抑えた部署への異動を打診したり、短時間で業務を行えるよう効率化を図ったりする事がベスト。頭ではそう思いましたが、心情的にも労力的にも、その道を選ぶ事はできませんでした。

今いる所で働き方を変えるより、給料は下がるかもしれないけど、元から治療をしやすい条件下で働きたい、と選んだ退職の道。(新規で探すとなかなか難しい事が、後々分かるように・・・見通しの甘さ(泣))

ただ、辞めてみて当然ながら色んな変化や感じた事がありました。それはまた、別の記事で書いていきたいと思います。